中國航天科工第3研究院磁電総體部によると、新型高速列車の超高速低真空チューブ磁気浮上交通システム（高速飛車）のフルサイズ超電導電動浮上試験が1月29日、山西省大同市陽高県高速飛車試験拠點で完了した。中國新聞社が伝えた。

今回の試験は超電導空中浮揚裝置を採用し、フルサイズ試験ラインで安定的な浮上を実現した。今回の試験は「列車?チューブ?ライン」複雑システムのカップリングダイナミクス分析?制御、大質量超電導空中浮揚裝置の安定浮上、大出力牽引伝導、全プロセス安全協同制御などの重要技術を検証し、中國のフルサイズ超電導電動浮上の最高航行速度を更新し、システム全體の技術成熟度を高めた。高速飛車の今後のより高速な試験及び國家立體交通網の構築に向けた著実な技術的基礎を固めた。

新型高速列車のフルサイズ試験ラインプロジェクトは、山西省と中國航天科工集団の中央?地方共同投資によって建設され、プロジェクト1期は2021年9月に正式に立ち上げられた。これは現在世界で建設中の距離が最長、規模が最大のフルサイズ超高速低真空チューブ磁気浮上交通システム試験ラインだ。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年2月1日