遼寧省瀋陽市法庫財(cái)湖空港で29日午前、中國が獨(dú)自に開発した初の水素燃料內(nèi)燃機(jī)関を動力源とする一般航空用航空機(jī)である世界初の4人乗り水素燃料內(nèi)燃機(jī)関航空機(jī)プロトタイプが初飛行に成功した。今回のテスト飛行を行ったプロトタイプには、中國初の2.0リッターゼロエミッションターボチャージャー直噴水素燃料內(nèi)燃機(jī)関が搭載された。エンジンの出力はテストで120kWに達(dá)した。現(xiàn)場のテストパイロットによると、航空機(jī)の動力は十分で、振動が少なく、操縦性が良好だという。光明日報(bào)が伝えた。

安全は水素內(nèi)燃機(jī)関航空機(jī)開発の最重要目標(biāo)だ。水素漏れによる爆発や燃焼などの事故を回避するために、遼寧通用航空研究院はデジタルシミュレーション分析により、航空機(jī)の相応する箇所に換気通路を設(shè)置し、飛行中の気流を巧みに利用することで水素貯蔵裝置內(nèi)の空気の循環(huán)と流動を?qū)g現(xiàn)し、漏出した水素を速やかに排出できるようにした。

中國工程院院士の楊鳳田氏のチームは研究開発の過程において、將來の応用シーンに応じて技術(shù)改善を絶え間なく推進(jìn)してきた。プロジェクトチームは構(gòu)造設(shè)計(jì)の中で、エンジンの振動周波數(shù)の特性に基づき、水素內(nèi)燃エンジン専用の組み合わせ型緩衝裝置を獨(dú)自に研究開発した。振動強(qiáng)度を同レベル出力の航空機(jī)の40％に引き下げ、パイロットの飛行中の快適性を大幅に高めた。

同機(jī)は4月にドイツの航空ショーに參加し、地上でプロペラを動かすデモンストレーションを行う計(jì)畫となっている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年1月30日