黒竜江省哈爾浜（ハルビン）のアイス?スノー観光が今年、大人気となっている中、文化観光をめぐる「バトル」は中國だけでなく海外にまで及んでいる。ユーラシア大陸の西側(cè)に位置するスイスのマルティン?ニーデッガー政府観光局局長も哈爾浜の人気に注目し、「文化観光バトル」への意欲を燃やしているようだ。

スイスのダボスで15日から19日までの5日間、世界経済フォーラム（WEF）が開催されている。會期中、ニーデッガー局長は、「私も哈爾浜のアイス?スノー観光が大人気となっているのに注目している」とし、哈爾浜を訪れた観光客が3日間で300萬人に達(dá)したことを大絶賛した。

そして、「スイスと哈爾浜は緯度がほぼ同じで、どちらもアイス?スノー経済が盛んだ。両地は観光の面で、共有できるハイクオリティの資源がある」と哈爾浜を絶賛すると同時に、「スイスは1日も早く中國人観光客をもっと受け入れるようになることを願っている。査証（ビザ）の手続きが間もなく、非常に容易で迅速になるだろう。秋や冬に一人でも多くの中國人に來てもらいたい」と、スイス旅行の「PR」も忘れなかった。

ニーデッガー局長が「哈爾浜」の名前を挙げて、スイス旅行をPRしたことは、スイスの観光業(yè)にとって、中國人観光客が非常に重要であることを物語っている。

ニーデッガー局長は、「中國人観光客の消費(fèi)能力や旅行ニーズは高まるばかりで、世界の観光市場に強(qiáng)力な原動力を注入している。中國人観光客は近年、スイスの観光業(yè)にとって、非常に重要な存在となっている。中國市場の重要性は言うまでもない」との見方を示した。

今年は春節(jié)（舊正月、2024年は2月10日）に合わせて8連休となり、それが近づくにつれて、旅行の予約がすでにピークを迎えている。業(yè)界では、「春節(jié)8連休中、海外旅行はここ5年で最も活況になる可能性がある」との予想も出ている。

中國民用航空局の統(tǒng)計によると、今月26日から始まる春運(yùn)（春節(jié)期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制）期間中、新規(guī)國際定期便や増便の數(shù)は2500便を超えそうだ。新規(guī)の國際定期便のほとんどは、東南アジアや日本、韓國といった周辺國?地域に集中している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年1月19日