2023年12月31日に瀋陽市の太原街で開催された年越しイベントで「科目三」ダンスを踴る參加者ら。

遼寧省瀋陽市の太原街で2023年12月31日、中國で大人気となっている「科目三」ダンスを最多人數で踴るギネス世界記録挑戦イベントが開催された。オンラインとオフラインで大勢の人々が同時に參加し、ギネス世界記録公式認定員が世界記録を認定した。中國新聞網が報じた。

「科目三」ダンスは広西壯（チワン）族自治區で開かれたある結婚式で、多くの參加者が歌ったり踴ったりするシーンから生まれたという。「科目三」と呼ばれているのは、同自治區の人々は人生において「山歌（民謡）を歌う」、「米粉（ビーフン）を食べる」、「ダンスを踴る」の3つの「試験」に合格しなければならないと言われており、ダンスは3つ目の「科目」であるため、中國の運転免許試験科目で使われている「科目三」という呼び方で呼ばれるようになったという説がある。

しばらく前から巻き起こっている「科目三」ブームは、今も冷めるどころかますます加熱している。中國のショート動畫プラットフォームを見ると、12月31日の時點で、「科目三」関連のショート動畫の再生回數は460億回を超えており、「國民的ダンス」となっている。

では、「科目三」の魅力は一體何なのだろう？瀋陽市のイベントの參加者は「初めはおもしろいので踴っていた。踴っているうちにストレス解消できることに気づいた」や「気軽でユーモラスなので、リラックスできる」といった聲を寄せていた。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年1月2日