中國の家庭用太陽光発電機の設備容量が1億kWを突破
人民網日本語版 2023年11月20日13:08
國家エネルギー局によると、今年9月末現在の中國全土の家庭用分散型太陽光発電機の設備容量が累計で1億kWを突破し、1億500萬kWに達した。これにより中國の太陽光発電の総発電設備容量が5億kWを突破し、5億2000萬kWに達した。1億500萬kWは三峽発電所4つ分以上の総発電設備容量に相當する規模だ。統計によると、中國農村部の家庭用分散型太陽光発電機設置數は累計で500萬世帯以上で、それにより牽引された有効投資は5000億元(1元は約20.8円)を超えている。人民日報が伝えた。
全國の今年1?9月の家庭用分散型太陽光発電機の新規設備容量は3297萬7000kWで、分散型太陽光発電新規設備容量の約半分を占め、全國の太陽光発電新規設備容量の4分の1を超え、昨年年間の家庭用太陽光発電新規設備容量の1.3倍となった。エリア別に見ると、今年9月末現在の家庭用分散型太陽光発電累計設備容量のトップ3は山東省、河南省、河北省で、それぞれ2488萬kW、2084萬kW、1666萬kWの計6198萬kWとなり、全國の約60%を占めている。
関係機関の予測によると、中國農村部の太陽光発電機を設置できる屋根の面積は約273億平方メートルで、8000萬世帯以上を超えており、開発の高いポテンシャルを秘めている。國家エネルギー局新エネルギー?再生可能エネルギー司の関係責任者は、「今後は農村地域と各家庭の太陽光発電の普及活動を推進し、県全體の屋根分散型太陽光発電の開発試行事業を秩序正しく推進し、分散型新エネルギーの発展を持続的に推進する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年11月20日
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