第30回APEC非公式首脳會議閉幕 首脳宣言を発表
アジア太平洋経済協力會議(APEC)第30回非公式首脳會議が現地時間17日、米サンフランシスコのモスコーニ?センターで閉幕した。會議では、「2023年APEC首脳サンフランシスコ宣言」が発表された。宣言では、APECは、技術的?経済的進歩を活用し、地域の大きな潛在力と活力を引き続き解放し、経済成長を促進し、気候変動を含むすべての環境課題に対処していく必要性が強調された。
宣言では、APECが、WTOに対して必要な改革を行い、2024年までに全面的に回復し、すべてのメンバーが參加できる紛爭解決メカニズムに焦點を當てた議論を展開することを含め、その各機能を強化することに注力する姿勢を示した。
また、APECが、アジア太平洋自由貿易圏アジェンダの推進を含め、市場主導による地域経済一體化の推進に力を注いでいくと強調しており、この目的のためにAPECは、能力構築と技術協力を強化し、地域の包括的で質の高い開発事業に取り組むエコノミーを支援するとしている。
さらに、APECが、安全で競爭力があり、強靭かつ持続可能で開かれたサプライチェーンの推進、予測可能で競爭力があり、デジタルにより接続されたアジア太平洋地域の構築を含む、公正な競爭のための良好な貿易投資環境の構築、市場開放の維持、サプライチェーン中斷問題の解決に引き続き注力することを表明した。
環境問題においても、APECに參加するアジア太平洋地域の國と地域(エコノミー)は、最新の科學的発展と異なる國情を考慮した上で、さまざまなルートを通じてクリーンで持続可能、公正、負擔可能、包摂的なエネルギー転換を加速し、今世紀半ばまでに世界の溫室効果ガスの純排出ゼロとカーボンニュートラルを実現するための努力を強化する必要があると示した。
「中國國際放送局日本語版」より 2023年11月18日
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