対等に付き合い、小異を殘して大同につく互恵協力の中豪関係を共に構築
「中豪両國は時代の潮流に順応し、両國の共通利益の観點から、対等に付き合い、小異を殘して大同につく、互恵協力の中豪関係を共に構築し、中豪の包括的な戦略的パートナーシップのたゆまぬ前向きな発展を推進するべきだ」。11月6日、習近平國家主席は來中したオーストラリアのアルバニージー首相と會談し、両國関係の改善と発展のために方向性を示し、戦略的指針をまとめた。(人民日報コラム「和音」掲載)
中豪國交樹立後の51年間、各分野における実務協力が実り豊かな成果を挙げ、両國民に確かな幸福をもたらしてきたことを、雙方は大切にすべきだ。過去數年間に中豪関係に生じた曲折の教訓を、雙方は汲み取るべきだ。平和共存の中で相互理解と相互信頼を増進し、互恵協力の中で共同発展を実現することが、中豪関係の安定した持続的な発展のために必須だ。
アルバニージー首相は代表団を率いて上海で第6回中國國際輸入博覧會の開幕式に出席した。豪州企業約200社の出展は、豪州各界が中國のもたらす機會を有望視し、重視していることを物語っている。中豪が中豪自由貿易協定(FTA)の潛在的エネルギーを十分に発揮し、気候変動やグリーン経済など新興分野で協力を拡大し、世界及び地域の自由貿易體制を維持し、両國企業による投資や経営のために良好なビジネス環境を提供することは、雙方が強みによる相互補完を実現し、より緊密な互恵協力関係を構築するうえで助けとなる。
雙方は前向きな事項により焦點を合わせ、相手國を理性的、友好的、包摂的に受け止め、積極的で実務的かつ客観的な政策を遂行し、向き合って進み、意見の相違を適切に処理し、協力を拡大し、絶えず向上する好循環を形成し、中豪関係の持続的で健全かつ安定した発展を確保するべきだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年11月8日
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