國網(wǎng)江蘇省電力有限公司によると、中國最大規(guī)模のV2G（Vehicle-to-Grid）実証センターがこのほど、江蘇省無錫市で稼働開始した。同センターは50臺の新エネルギー車を統(tǒng)合制御し電力網(wǎng)に逆送電でき、電力網(wǎng)の需給バランスの促進、電力系統(tǒng)全體の運営効率の向上、分散型新エネルギーの信頼性の高い系統(tǒng)接続の実現(xiàn)などに対して重要な意義がある。新華社が伝えた。

V2Gとは電気自動車（EV）が充電ポールを利用し電力網(wǎng)とエネルギー情報の交換を行うことを指しており、秩序正しくピークを避けて充電し、さらには電力網(wǎng)に逆送電できるよう新エネルギー車オーナーを誘導するものだ。オーナーはそれに応じて補助を受けられ、ピークカット?ピークシフトにより電力網(wǎng)が安定的に稼働し、ウィンウィンの効果が得られる。

「V2Gは新エネルギーの消費と充電業(yè)界のトランスフォーメーション?高度化を支える重要手段だ」。國網(wǎng)無錫電力供給公司の顧志強副総経理は、「今回完成したV2G実証センターの敷地面積は1萬4500平方メートルを超えており、太陽光発電?エネルギー貯蔵?充電?放電の複數(shù)の機能システム?シーンを融合させている。今後はさらに2期プロジェクトを建設し、スーパー充電、移動充電?バッテリー交換などを追加する。1度で144臺の充電の需要、50臺の放電の需要、400臺のバッテリー交換の需要を満たせる」と述べた。

國網(wǎng)江蘇電力マーケティングサービスセンターエネルギー計量部の段梅梅副主任によると、江蘇省は価格による誘導やプラットフォームの調(diào)節(jié)など複數(shù)の手段により、オーナーの許可を前提にEVの充電出力と時系列をフレキシブルに調(diào)整し、電力負荷をより安定的にしている。また予約充電モデルを打ち出し、ポイントによる奨勵を設けることで、ピークを避けて充電するようEVオーナーを誘導している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月24日