資料寫真（寫真提供?新華社）

中國は18日、「一帯一路」（the Belt and Road）の質(zhì)の高い共同建設を支援するための8つの行動プランを発表した。そのうちの「開放型世界経済の建設」の行動プランでは、製造業(yè)分野における外資參入制限措置の全面的な撤廃に言及している。

中國國際経済交流センターの魏建國副理事長（元商務部<省>副部長）は、「中國の製造業(yè)は世界の生産チェーン、サプライチェーン、バリューチェーンの中で、以前のミドル?ロークラスからミドル?ハイクラスへと躍進した。このたびの全面的開放は世界にとって好材料であり、製造業(yè)にとってはなおさらだ」とした上で、「このたびの製造業(yè)分野での外資參入制限の全面的な撤廃は、次の3つの重要なシグナルを発している」とした。

魏副理事長によると、まず中國が立ち上がる時によりどころにしたのは製造業(yè)という「背骨」であり、これから豊かになり、強くなる時にも引き続き製造業(yè)という「背骨」に寄りかかる必要がある。次に中國のハイレベルの対外開放は、中國製造業(yè)における外資參入制限の全面撤廃をポイントとした新たなスタートだ。第三に中國経済の今後の発展には、引き続き実體経済をよりどころにすることが必要で、これは過去に歐米の大國が発展の中で徐々にサービス業(yè)に向かって製造業(yè)を軽視した道を改めるものだ。中國には製造業(yè)で強い基礎と支えがあり、これからさらに高度化を果たすには、サービス業(yè)を発展させると同時に引き続き製造業(yè)の高度化を強化する必要があり、両方とも強くする必要がある。

2017年から、中國は5年連続で外資參入ネガティブリストを改定してきた。2021年版では全國と自由貿(mào)易試験區(qū)におけるネガティブリストの項目がそれまでの31項目から27項目に減り、種苗業(yè)、自動車?船舶及び航空機製造、証券、銀行、保険、職業(yè)育成など多くの業(yè)界?分野で、外資の持株比率の制限が撤廃または緩和され、海外の投資家のためにより多くの市場チャンスを創(chuàng)出した。

上海市外商投資協(xié)會の黃峰會長は、「中國は全國的に製造業(yè)への外資參入はすでにほぼ開放されており、このたびの全面開放は態(tài)度表明という意味合いがより強い。グローバル経済の回復が力不足であることを背景として、中國の外資導入は課題に直面しており、より方向性を持った実質(zhì)的な価値が高い外資安定政策を持続的に打ち出すことが必要だ」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月20日