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9年ぶり金メダル奪還 杭州アジア大會の男?女4×100mリレー

人民網日本語版 2023年10月04日14:24

3日夜、第19回アジア競技大會(杭州アジア大會)の陸上競技會場はたびたび大きな歓聲に包まれた。20分の間に、中國のリレーチームが男女ともに金メダルを獲得し、9年ぶりに4×100mリレーの金メダルを胸に輝かせ、アジアでの競技における中國陸上界の名譽を守り抜いたからだ。新華社が伝えた。

競技會場の「ビッグロータス(杭州オリンピックスポーツセンタースタジアムの通稱)」は大きな盛り上がりをみせ、喜びに包まれた海のように波打っていた。2つの試合が終わると、中國の選手は國旗の五星紅旗を身にまとい、場內を一周して観客にあいさつをした。會場には五星紅旗が翻り、耳を聾するばかりの歓聲が続いた。

中國が前回、陸上の短距離走種目の総合的実力を示すこの2枚の金メダルを獲得したのは、2014年に韓國?仁川で開催された第17回アジア競技大會でのことで、男子チームは當時のアジア記録を塗り替えた。しかし5年前の18年のジャカルタ?パレンバンでの第18回アジア競技大會で、前回に続いて首位の座を守ろうとした中國チームは思いがけない結果となり、男子は銅メダル、女子は銀メダルに終わった。

今回、杭州に「出陣」するにあたり、中國チームは全員が一丸となって、失われた栄譽を奪い返すことを目指した。

10月3日、中國の梁小靜(右)と韋永麗(中)の試合中の様子。(撮影?宋彥樺)

10月3日、中國の梁小靜(右)と韋永麗(中)の試合中の様子。(撮影?宋彥樺)

この夜の金メダルを巡る戦いは熾烈なものだった。先に行われた女子の試合で、8レーンになった中國チームは、梁小靜、韋永麗、袁琦琦、葛曼棋の布陣で臨んだ。1走から2走へは間一髪のバトンパスとなったが、3走からはトップを走り、4走の葛曼棋がバトンを受け取る時には、2位以下を大きく引き離す獨走狀態だった。最終的に43秒39のタイムで中國が金メダルを獲得した。

10月3日、中國の(右から左へ向かって)陳冠鋒、謝震業、陳佳鵬、厳海浜がメダルを奪還して歓喜の聲を上げた。

10月3日、中國の(右から左へ向かって)陳冠鋒、謝震業、陳佳鵬、厳海浜がメダルを奪還して歓喜の聲を上げた。

続いて行われた男子の試合は非常に激しいものだった。中國は予選と同じメンバーで臨み、陳冠鋒、謝震業、厳海浜、陳佳鵬が順に1走から4走までを務めた。試合が始まると、謝震業が2走でペースを上げたが、3走になると日本が先頭に踴り出た。直線コースに入ると、4走の陳佳鵬が日本に競り勝って逆転の金メダルを獲得。最終的に38秒29の成績で、中國チームの今季ベストタイムを記録した。

2つの金メダルを獲得した中國チームは、新たな歴史を作り出した。1回のアジア競技大會で、1つの代表チームが陸上の100m走と4×100mリレーの2つの種目で男女ともに金メダルを獲得したのは今回が初めてのことだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年10月4日

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