中國國家鉄路集団によると、福建省の福州と廈門(アモイ)を結(jié)ぶ福廈線が9月28日に開通した。福州から廈門までの所要時(shí)間が最速55分に短縮され、両地の「1時(shí)間生活圏」を?qū)g現(xiàn)している。これは中國の高速鉄道のスマート化模索がさらに前進(jìn)したことを意味している。人民網(wǎng)が報(bào)じた。

福廈線は、福州南駅を出発した後、福建省の莆田市、泉州市、廈門市、漳州市を通過して、漳州駅に達(dá)する。全長は277キロ、設(shè)計(jì)時(shí)速は350キロ。

中國初の海を跨ぐ高速鉄道を體験しようと開通初日の朝に駅にやって來た家族（撮影?江曲）。

湄州灣の海を跨ぐ橋を走行する福廈線の高速列車（撮影?胡鵬）。

泉州灣の海を跨ぐ橋を走行する福廈線の高速列車（撮影?胡鵬）。

福廈線は、建設(shè)が計(jì)畫されている寧波‐溫州‐福州を結(jié)ぶ高速鉄道と、準(zhǔn)備作業(yè)が進(jìn)められている漳州と汕頭を結(jié)ぶ高速鉄道、年內(nèi)に開通する見込みの汕頭と汕尾を結(jié)ぶ高速鉄道、9月26日に開通した汕尾と広州を結(jié)ぶ高速鉄道と連結(jié)して、新たによりハイレベルな寧波‐広州高速鉄道ルートを形成することになる。福廈線が開通したことで、南東沿海都市群が一つに繋がって「黃金旅行ベルト」となるほか、廈門、漳州、泉州が「30分交通圏」に組み込まれ、沿線の住民の移動(dòng)が非常に便利になるため、地域の経済と社會(huì)が協(xié)調(diào)した発展を促進(jìn)する上で非常に大きな役割を果たすと期待されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月28日