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金価格1グラム12000円に上昇 「金豆」に熱中する中國若者

人民網日本語版 2023年09月14日15:18

最近、金の価格が高騰して、中國國內の小売市場で1グラム600元(1元は約20.2円)の大臺を突破した。それでも消費者の金への情熱が冷めることはなく、若者は新たな資産運用スタイルである「グラム単位の金商品投資」に熱中している。

金を取り扱う店を取材すると、金価格の持続的な高騰にもかかわらず、消費者はこれまでと同じように絶え間なく來店する。常に金商品を買っているという李さんは、「金価格は最近、高い水準にあるが、長い目で見ると金価格は上昇傾向にある。その上、中國の伝統的な習慣では、結婚などの節目に金のアクセサリーが必需品になるので、必要であれば買うべきだ」と話す。

SNSプラットフォームを検索してみると、多くのネットユーザーが自分の購入した數グラムの金の寫真や動畫をアップしている。粒狀の金商品「金豆」を透明なガラス瓶にいっぱいになるまでこつこつ集めた人もいて、「金豆」は今や若者に人気の資産運用方法となっている。

「金豆」は通常、約1グラムの金を指し、加工料金がかからないため、金市場の動きがそのまま価格に反映される。數十グラムや100グラム以上のインゴットに比べ、1グラムの金の粒は購入のハードルがぐっと下がるので、金投資をしたい若者に始めるきっかけを與えている。

「中國黃金ジュエリー消費調査白書2021」によれば、金を扱う店の消費層のうち、25-35歳の若い世代が7割を超えている。うち若者が金を買うときの重要なルートはECで、數グラムの金商品の人気が出ると、多くのジュエリー商品プラットフォームが大手ECサイトに開設した旗艦店で「金豆」や種狀の金商品「金の瓜の種」などを取り扱うようになった。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年9月14日

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