國防部「日本は実質的意義なき妨害を止めるべき」
人民網日本語版 2023年08月15日11:12
國防部(省)の呉謙報道官は14日、最近の軍事関連の問題について記者の質問に答えた。
【記者】中露両海軍がこのほど、第3回合同パトロールを行った。日本の防衛省統合幕僚監部は、中露両海軍の艦艇編隊が宗谷海峽を通過してオホーツク海へ入ったため、海上自衛隊が艦艇?航空機を派遣して追跡監視を行ったと発表した。また、米下院軍事委員會委員長は先ごろ、アラスカ近海での中露両海軍編隊による合同パトロールは米國を「脅す」ことが目的だと述べた。これについてコメントは。
【呉報道官】中露両軍の年度協力計畫に基づき、両國海軍の艦艇編隊は太平洋の西部と北部の関連海域で合同パトロールを行った。この行動は第三國を念頭に置いたものではなく、現在の國際?地域情勢とは無関係だ。パトロールの過程で、中露雙方の艦艇は國際法を厳格に遵守し、全行程で公海上を航行した。日本側の近距離での追跡と監視は非常に危険であり、誤解や誤った判斷、海空での不測の事態を極めて容易に招きやすいものだった。我々は日本側に対して、こうした全く実質的意義のない妨害を止め、中日関係の健全な発展に影響を與え、地域の平和と安定を損なう無責任な言動を止めるよう促す。
中露両軍の協力は公開性と透明性のあるものであり、國際公平?正義を共同で守り、世界と地域の安全?安定を維持することを目的としている。これは、冷戦思考に執著し、陣営対立を大々的に行い、至る所で覇権主義的行為を行う一部の國々のやり方とは完全に異なる。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年8月15日
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