AFP通信より
ハンガリーのオルバン首相は24日、同國が中國國薬集団(シノファーム)製新型コロナウイルスワクチンの接種を開始したことをSNSで明らかにした。新華社が伝えた。
中國がハンガリーに輸出する新型コロナワクチンの第1便は16日に同國の首都ブダペストに到著した。ハンガリーの首席醫療官によると、中國製ワクチンは22~23日、約5000人のホームドクターの診療所に続々と輸送された。中國製ワクチンは摂氏2~8度で保存でき、ホームドクターによる使用に非常に適している。ハンガリーは2020年12月末から新型コロナワクチンの接種を開始。醫療従事者、高齢者、福祉施設の入居者と職員が優先される。ハンガリー新型コロナ対策センターの発表した集計によると、現地時間24日8時までに47萬1004人が1回目の接種を終え、うち20萬8846人が2回目の接種も終えている。
ハンガリーはこれまでに、中國シノファーム製、ロシアの「スプートニクV」、米ファイザー?獨ビオンテック製など、5種類の新型コロナワクチンを承認している。
ハンガリー新型コロナ対策センターが24日発表した集計によると、同國の過去24時間の新規感染者數は2855人、累計感染者數は41萬129人、新規死者數は102人、累計死者數は1萬4552人、累計治癒者數は31萬3450人となっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月25日