國務院共同対策メカニズムが15日に行った記者會見で、中國人民銀行(中央銀行)金融政策司の孫國峰司長が説明したところによると、「3月13日までに、人民銀行は特定追加融資1840億元(1元は約15.3円)を行い、これを受けて全國規模の銀行9行と省市レベルの地方銀行10行は全國?地方レベルの重點企業4708社に累計1821億元の優遇融資を行い、1社あたり平均4千萬元の融資を受けたことになる」という。
融資の効果をみると、大まかな統計によれば、1月25日から3月10日までにリストに名前の挙がった重點企業がマスク16億枚、醫療用防護服8779萬著、醫療用ゴーグル421萬個、ウイルス診斷キット1029萬人分、陰圧救急車4143臺、野菜249萬トン、食糧374萬トン、肉類156萬トンを生産している。特定追加融資は一部の重點プロジェクトにも資金面のバックアップを提供する。現在、醫療用物資は不足の局面が目に見えて緩和され、生活物資の供給にはゆとりが出ており、特定追加融資政策は明らかな効果を上げている。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年3月16日