首都醫(yī)科大學付屬北京天壇病院が明らかにしたところによると、中國初のロボット補助全脳血管造影手術(shù)がこのほど同病院で成功した。同手術(shù)の主役は、中國が獨自開発した低侵襲血管介入手術(shù)ロボットの「魯班」だ。醫(yī)師はコントロールルーム內(nèi)で「魯班」を遠隔操作し、陝西省の女性患者の左?右頸動脈、鎖骨下動脈、椎間動脈などの血管の造影手術(shù)を正確に実施した。科技日報が伝えた。
脳血管造影手術(shù)は、造影剤を動脈に注入し、脳內(nèi)の主要血管の形態(tài)や部位、分布、ルートを動的に表示できるX線検査技術(shù)で、脳血管疾患の検査、特に動脈瘤、動靜脈奇形などの性質(zhì)?位置の特定と診斷に広く用いられている。醫(yī)療スタッフは通常、同手術(shù)の一部始終で放射線を浴びる。厳重な防護措置があるが、長期的にこの活動に従事すれば一定のリスクが存在する。ロボットの加入により、醫(yī)療スタッフは放射線のリスクを回避できる。
「魯班」は同病院の李佑祥教授の臨床研究チームが北京理工大學の肖楠教授のロボット技術(shù)チームと協(xié)力し、中國科學技術(shù)部(省)の「血管內(nèi)介入手術(shù)ロボットの臨床応用研究」國家重點研究開発プロジェクトの支援を受けて開発した、完全に獨自の知的財産権を持つ低侵襲血管介入手術(shù)ロボットシステムだ。プロジェクトの実施において、同一構(gòu)造?複數(shù)の機械によるワイヤー受け渡し、無菌隔離非固定伝動などの多くの低侵襲介入手術(shù)ロボットのキー技術(shù)の進展が実現(xiàn)された。
同成果は、獨自開発された低侵襲血管介入手術(shù)ロボットが間もなく臨床応用され、低侵襲介入診療における高品質(zhì)介入醫(yī)療資源の不足を緩和し、中國?先進國間の技術(shù)的格差を縮小することを意味する。
李氏によると、同ロボットの現(xiàn)在の操作範囲は主に、手術(shù)室の外に限られている。5G技術(shù)の発展に伴い、血管介入ロボットは地域を跨ぐ手術(shù)を?qū)g現(xiàn)することができる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月6日