中國日本史學會は14~16日に上海で年次會議を開いた。出席者は新時代の中日関係の行方について議論し、歴史を鑑として未來に向かうことを再確認した。中國新聞網が伝えた。
中國日本史學會の楊棟梁會長は「年次會議は新中國成立70年來の日本史研究の回顧と総括、新時代の日本史研究の理論的視點と最前線の課題、『人類運命共同體』の下での中日関係の変化をテーマとしている」と指摘した。
中國社會科學院―上海市人民政府上海研究院の趙克斌常務副院長は「中國の日本史研究を盛んにし、現在の中日関係の大局に役立つようにする面で貢獻を期待する」と表明した。
武寅?元中國社會科學院副院長は基調講演「新時代の日本史研究の理論的視點」で「歴史において中華文明はアジアだけでなく世界の文明史においても長い間前列に位置した。中華民族復興の核心は文明と文化の復興であり、自らの學術理論體系の構築はこれと緊密に関係する。新時代の中日関係は任重くして道遠しだ。われわれには使命感、責任感、実際の行動が必要だ」と指摘した。
年次會議には中國の100余りの大學及び研究機関から130人余りの代表が出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年6月18日